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ムシヨラズとは | 「ムシヨラズ」で虫が寄らなくなる訳 | 競合品との相違点
「ムシヨラズ」処理前・後の比較 | 光りに関して | 可視光線に関して | 人工の光に関して

     光に関して ムシヨラズ

私たちが物を見るときに無意識に利用している「光」は、音や電波の仲間です。

この仲間達を総して「電磁波」と呼んでおり、空間を伝わる波の大きさ別に「音」「光」「エックス線」「赤外線」「電波」などと便宜的に分けて呼んでいます。

この波の大きさ(幅)を計るのに、ナノメートル(nm)と言う単位を用いています。1ナノメートルは1億分の1メートルの事で、私たちの目に「明かり」として見える光は380ナノメートルから780ナノメートルの範囲の波長(可視光線)です。

その範囲以外の波長は人間の目には映りませんが、一部の波長は肌で温かみを感じたり(赤外線)、日焼けをしてその存在を知る(紫外線)事が出来ます。
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     可視光線に関して ムシヨラズ

「可視光線:380nm〜780nm」は、人間の目で見える光の範囲の俗称です。ところが、他の生物にとっての可視光線域は人間のそれとは異なる事が多く、例えば蛇には赤外線域まで見えるものが居たり、海ガメは砂浜への産卵後に波閲に反射する月からの紫外線を目指して海に帰って行きます。

昆虫類の可視光線域も人間のそれに比べ「近紫外線」に片寄っており、例えばモンシロ蝶のオスは紫外線域での模様の違いによりメスを間違わずに見つけ出します。(人間の目では、オス・メスの模様の違いは殆ど判りません)蜂の様な蜜を求める虫もハニーガイド(蜜標識)と呼ばれる花びらの一部にある紫外線を吸収する部分を目標として目的の花にたどり着きます。

この様に、飛来する昆虫の8割以上が好光性で、人間には見えない紫外線域の光(330nm〜380nm)を利用して移動方向を決めています。
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     人工の光に関して ムシヨラズ

電気を使う人工的な照明は、2つの原理のどちらかで光っています。

一つは、「物質を高温にするとエネルギーを放射する」原理を応用した光源で、白熱電球がそれにあたります。

もう一つは、「物質の原子が外からのエネルギーを吸収し、過剰エネルギー状態になった時に光の形で外部にエネルギーを放出する」原理を応用した光源で、蛍光灯などの放電管がそれにあたります。

蛍光灯の仕組みをもう少し詳しく説明しますと、先ずフィラメントから放射された熱電子を管内に封入された水銀原子が吸収して過剰エネルギー状態になり、紫外線を放射します。次に管の内側に塗られた蛍光体がその紫外線を吸収して過剰エネルギー状態になり可視光線を放射する、と言う2段階の発光を行っています。
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